株式投資においても“ビギナーズラック”がたびたび起こることはありません。「よし、また儲かった!もしかしたら、自分は株の天才かも…」と思った瞬間、勝利の女神に見放されるものです。個人投資家の多くの方は、こんな経験があることと存じます。
先人は「カネのなる木は水では生きぬ、汗をやらねば枯れていく」諭しておりますが、この格言の意味をご存知ですか?
この要旨は、投資に際しては日々のたゆまぬ努力を怠るな、ということを説いていますが、『投資の三流』では、血を流せ、汗を流せ、涙を流せ、と教えています。
すなわち、生き馬の目を抜くような世界では、精進、切磋琢磨することが必要不可欠で、相場格言は「僥倖は明日また続くと思うな、思えば破滅の第一歩なり」と、警告しています。
さらにもう一点、個人投資家の方々に注意していただきたいことは、自分はどのくらいのリスク(危険)を取ることができるのかを理解しておくことです。
「ハイリスク、ハイリターン」と云いますが、リスクとリターンは双子の兄弟のような関係にあり、通常リスクが高いものは、期待リターンも高くなります。逆にリスクが低いものは期待リターンも低くなります。
株式投資は危険と隣り合わせです。
今の自分は、どのくらいの収入があって、資産額はいくらあるのを理解した上で相場に参加して下さい。リスクに対する理解がない中で相場に参加することは、スーツ姿に革靴で冬山登山をするようなものなのです。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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