2015年の日本の株式市場に「6重の追い風」が吹いています。
円安、原油安、米景気の回復、公的年金や日銀による買い、企業統治改革、そして昨年末に与党の税制改革大綱に盛り込まれた法人税率の引き下げ…。
こうした風に乗り、今年の日経平均は2000年4月以来の2万円を突破するとの見方が大勢を占めています。
2万円超えを支えるのが企業収益の改善です。
国内景気の回復はまだ鈍いですが、堅調な企業業績が軟調なマクロ経済を凌ぐ勢いです。
さらに某大手シンクタンクの調査でも、世界の中で日本企業の1株利益の伸びが大きい時に、海外勢が日本株を買い越す傾向があることが解析されています。
12年9月以降の外国人の買越額は15年9月頃までに累計28兆円程度まで想定されており、これは小泉改革が注目された03年4月〜07年7月に匹敵するペースです。
日経平均2万円回復が視野に入る中、2000年に2万円を付けた時と比較すると大きな違いがあります。2000年のPERは83倍でしたが、2015年の今年のPERは15〜16倍で過熱感がないことです。
「日経平均2万円は単なる通過点」と云われるのは、企業収益拡大というファンダメンタルズの要因に大きな違いがあるのです。
“新春お年玉銘柄”にご期待下さい。
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