2万円を突破して、5日連続で年初来高値を更新するなど、東京市場の力強さを確認できる展開となっています。
しかも、過熱感がない上に、3月期決算の発表を受け、今週は業績の好調さを確認した投資家の買いも期待できそうです。
各社は、16年3月期の業績予想を発表しました。
企業は先々の下方修正を避けるため、期初の予想を慎重に試算するのが昨今の傾向ですが、今回は日本企業の純利益が2ケタ増益の試算も出るなど、期初の段階から高い増益予想が打ち出されているのが特徴です。余程、将来の展望が開けてきているのでしょう。
また、企業経営の変化も期待できます。
配当や自社株買いなど株主還元策の強化だけでなく、事業の利益率を高める動きが本格化してきています。
日経平均は目先、ITバブル期の高値である2000年4月の高値2万833円を意識した動きが想定されますが、ここへきての円安を考慮すれば、中長期的には2万2500円処を目指した展開となりそうです。
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