少し前までは、日本株は“米国株次第”と云われたものでしたが、今は日本独自の条件で動いていると云えます。
特に国内の需給関係は極めて順調ですが、最近の株高に国内のベテラン投資家は乗れていないと、大手経済新聞などは報じています。
しかし、詳しく調べてみると乗れていないのは、年金やオイルマネーを運用するロングオンリーの海外ファンドも同じです。国内需給を決定づけているのが、GPIFを筆頭とする公的ファンドが日本株組み入れ比率を25%へと上方修正したからです。
先行したGPIFの日本株比率は25%にかなり近づいているようですが、簡保や共済年金はこれからです。ゆうちょ銀行もこれに加わってきたので、これが国債と同じように下げに対して硬直性のある、変則的な相場となっている背景です。
3月末で前3月期が終わりました。
これからは相次いで発表される実績と予想の業績数字で個別株物色となりそうです。
また主役のGPIFが今15年度の運用方針を発表し、「アクティブ運用」の比率を高めます。アクティブ運用とは、言い換えれば個別株物色と云うことです。
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