AI(人工知能)研究のスタートから60年、AI社会への実装が始まりつつある現在、その関心が急速に高まっています。
AIと従来のコンピューターシステムの違いは、自然言語や画像・音声などで表現される情報を理解、推論、学習し、人と対話しながら課題解決を図ることにあります。
医療、金融、行政をはじめ、様々な分野でAIの活用が期待されています。AIをいかに健全に活用し成長させていくというベスト・プラクティス作りも重要なテーマです。
特に医療の分野でAI導入を望む声が日々高まっています。例えば、がんは遺伝子の変異によって引き起こされます。がん診断に知識データベースとAIを利用すれば、より的確な投薬が可能になります。AI活用で、日本の医療は飛躍的に進歩する可能性が高いのです。
金融業界で、AI利用が最も期待されているのが融資審査です。幸い、この春から施行される改正銀行法によって、銀行とIT業界の連携がよりスムーズになります。これを機に銀行はフィンテックやAIを活用すれば新たな金融のビジネスモデルが生まれるでしょう。
行政の公共サービスでもAI活用が期待されます。例えば、防災関連のデータをどこまで集め、どうAIを活用したら、災害の被害をどのくらい減らせるのか、などのモデル作りから、徐々に他分野へと拡大していく方針のようです。政府の経済予測やインフラの効率的保守など、利用分野はいくらでもあります。
今後、AIは爆発的な発展を遂げる可能性があります。AIの本格稼働社会では、倫理的、法的、経済的な様々な問題が発生すると思われますが、人を幸せにするツールであってほしいと願うばかりです。
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