2016年は、AIとIoTの技術レベルが上がり、この2つを組み合わせることで、人間の仕事を代替できる水準に大きく近づいた年でした。今年17年は、それが商品として実用化され一般的に普及する年になります。
この社会状況の激流の中では、AIというソフトウエアとIoT機器というハードウエアを個別に供給する企業よりも、両者を合体させたシステムを提供できる企業が有利であるのは言うまでもありません。
そのシステムを「Cyber Physical System(サイバー フィジカル システム)」と云います。Cyber(電脳)はAI、Physical(物理的なモノ)はIoTです。サイバーフィジカルシステムは今年17年に本格化の兆しが見えています。
このサイバーフィジカルシステムの代表例が、ドイツが取り組んでいる「考える工場」で、独政府はこれを「インダストリー4.0(第4次産業革命)と呼び、製造業のディファクトスタンダード(事実上の標準)にしようとしています。
システムのつながったロボットは、稼働状況やメンテナンス状況が可視化できるようになり、さらに、ロボットが機械学習することで、人間の指示が無くても新しい部品の選別や組み込み作業ができるようにもなります。
また、ロボット同士がつながり、仕事を協調・分担したり、学習を共有して作業時間を短縮したりすることも可能になります。
今後、この“サイバーフィジカルシステム”の伸び代が最も大きいと見られており、株式市場の観点からも関連銘柄は要注目となります。
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