日本企業がスタートアップ企業への投資を増やしています。スタートアップ企業とは、企業形態を指す言葉でなく、簡単に云うと、新たなビジネスモデルを開発する企業で、市場を開拓する段階にあるものです。創業から2〜3年程度の企業を指すことが多いです。
資本が薄いスタートアップは研究開発や事業化が軌道に乗るまでに多額の資金を必要とします。大企業がスタートアップに投資することで、イノベーションを生み出すエコシステム(生体系)が産業の新陳代謝を促しています。
米国ではスタートアップの約9割が資金調達の手段として、大企業へのバイアウト(売却)を選びますが、日本では大企業が自前主義にこだわり、スタートアップ投資が多くありませんでした。
しかし、スタートアップにとってIPOなどに限られていた資金調達の手段が多様化することで、新製品開発などを継続できる企業がこれまで以上に増えそうです。
大企業が2017年に自社のファンドなどを通じて投資した額は過去最高の681億円に達し、5年前の27倍に増えました。
大企業の資金を獲得することでスタートアップの新技術開発などが進み、イノベーション(革新)創出の加速につながるでしょう。
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