安倍政権が第2次内閣の発足から5年を迎えました。2018年9月の自民党総裁選で3選を果たせば、21年9月までの政権継続が視野に入ります。
首相は前回15年の総裁選では無投票再選でしたが、今回は少なくとも石破氏と野田氏の出馬はあると見られています。
仮に安倍氏が3選を果たし、東京五輪まで首相を務めれば、在任期間は戦後1位の佐藤栄作氏の2798日を大きく上回ります。
また18年には天皇陛下の退位により、新元号が発表される見通しです。天皇陛下は19年4月30日に退位しますが、江戸後期の光格天皇以来、およそ200年ぶりも出来事です。
政府は国民生活への影響を考慮して18年中に新元号を公表する予定です。新元号の選定は平成の改元過程を踏襲します。まず国文学や東洋史に詳しい複数の学者に新元号の考案を依頼し、官房長官が数案に絞ります。
そして、有識者懇談会や衆参正副議長の意見を聞き入れた上で、閣議決定する流れです。
天皇陛下の退位は、元号が変わり印刷物などで特需が発生するほか、新しい元号をお祝いするムードが高まるため株式市場では買い材料と見られています。
昭和天皇崩御では、天皇陛下崩御の自粛明け後の経済波及効果を期待して、株式市場では元号変更による特需が見込まれる印刷、紙パルプ、インクなどの元号変更関連銘柄が急騰しました。
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