JR東海が取り入れるリニア中央新幹線。予定では、今から8年後の2027年に品川⇔名古屋間が開通し、37年には大阪まで伸長します。品川⇔名古屋間が約40分、大阪まで約67分に短縮されます。
開発資金9兆円と云う大規模事業で、航空機に比べて搬送人数が多く、予定時刻が守られるため、東海道新幹線が開通した1964年以来の交通インフラ革命を巻き起こすでしょう。
まずは、スーパー・メガリージョン(超巨大経済圏)の出現です。首都圏、中部圏、関西圏を併合した人口は約7千万人弱で、そのエリアの経済規模は約350兆円に達します。
リニア開通により、緊密化する日本の三大都市圏は海外の巨大経済圏にも劣らず、世界から人、物、金、情報などを誘い込む「新たな成長のプラットフォーム」になる可能性を秘めています。
また、品川⇔名古屋間の中間駅(相模原、甲府、飯田、中津川)にも好影響を与えるのは言うまでもありません。何しろ飯田から東京まで電車で5時間かかるのが約45分と大幅に短縮されます。
15年に決議した国土計画では、政府は国が目指す将来像として「対流促進型国土」をPRしています。東京一極集中を解消し、人、物、金、情報などが地域間で互い違いに行き交い、それを通じて地域のモチベーションを高めようという長期的目標です。
東海道新幹線の開通の波及効果は、仕事面に大きな利益をもたらしましたが、リニア開通では図らずも働き方改革ばかりか、ライフスタイルをも変える余地があるのです。
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