「ジリジリ上りは大上がり」という相場格言があります。悲観の中で生まれ、懐疑の壁を這い上がる相場こそ真の強い相場なのです。
今年になってからも3回の押し目形成を交え、右肩上がりの相場はまさにジリジリといった相場展開です。
昨日27日は権利落ち日で、権利落ちによる日経平均株価の下押し額は172円でしたが、結局日経平均は49円安(実質123円高)。昨年の286円安と比べても堅調で、ここから年央に向けさらにジリジリと煮詰まってくると一気に火が燃え上がるような相場になる可能性が大です。
個人投資家の「空売り比率」が41%(3月22日現在)と79日間連続で40%超えと、空前の高レベルが続いております。
昨年の10月1日以降、空売り比率が40%を超えなかったのは11月30日の1日だけで、個人投資家は年初からのジリジリの戻し相場に対しても、日本市場を弱気に見ており、買いのマグマが積りに積もっている状態です。
いったん、買い戻し先行の相場になれば、蓄積されていた買い戻しのエネルギーが怒涛のごとく吹き出し、踏み上げの圧力がさらに加速する可能性があります。
特に米中に比べて、出遅れが著しい日本株は、次世代通信規格「5G」の普及を背景に電子部品などIT(情報技術)関連株への見直し買いで2万4000円を目指す展開となるでしょう。
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