相場格言の一つに「漁師は潮を見る」がありますが、株式投資も同じです。相場の流れを見て波に乗らなければならない、という教えです。
漁師が魚を獲る際には、魚を探して直接網を掛けるようなことはしません。魚を追いかけて網を直接かけても、労力ばかり大きく、得られる獲物は少なくなります。
海面上の変化に注意を注ぎ、潮を見て、魚の流れを読み、魚が集まりそうなポイントに前もって網を仕掛けておくそうです。腕の立つ漁師ほどこの潮を見る判断力が優れています。
例えば、潮が速いと表層のプランクトンは積み重なるため、それを餌とする魚にとっては捕食しやすい状況になります。すると、その魚を狙って大きな魚も寄ってくるので、大物をゲットする可能性も高まり、この潮の流れを見る力は漁師にとって生命線とも云えます。
相場でも同じことが云えます。株式投資における「潮」とは、相場の流れやタイミング、方向性を意味しています。
優れた漁師は他の誰よりも早く、その漁場で漁を始めるのと同じように、株式投資でも他の人が出動するより先に「潮」を読み、投資を行うことが最良の手段です。
しかし、人間(特に日本人)と云うものは、人と同じ行動を取ることに安心感を持つので、言葉でわかっていても、残念ながらなかなか人より一歩進んだ投資行動ができません。
弊社では、今年に入って明らかに「株式市場の潮目は変わった」と判断しています。それは、1月24日、2月4日、2月5日、2月26日、3月6日、3月7日、3月8日など、このコーナーでお話をした通りです。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。