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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

二回り調整の東証マザーズがピン付いた。

  

 先々週の日銀の政策変更で、知り合いのファンドマネジャーが、「日銀の政策変更はいつか来ることであり仕方ないとしても、何も3月期末を前にしてやることないのに…」と愚痴っていたことはお話いたしましたが、その後225先物に絡む値嵩株は、テーマ株以外は一通り売却したようです。

 

 彼らの本音は、ファストリ、SBG、キーエンスなどに代表される日経225値嵩株は黙っていても日銀が買ってくれるのでかなりリスクの低い運用対象でしたが、政策変更により180度状況は変わりましたので、以前に比べれば多少なりとも高リスクな銘柄への入れ替えを余儀なくされたわけであります。

 

日銀のETF買いの政策も日経225からTOPIX型への転換で、それに呼応して各ファンドの資金も一斉に先物から個別銘柄へと資金を移動して来ておりますので、取りも直さず個人投資家が俄然儲け易い相場展開と捉えてよろしいかと存じます。

 

先週当欄でも日銀の政策変更から、TOPIXはもちろんですが、各ファンドは小回り3カ月の二回り経過から、東証マザーズに注目しているという大事なお話をさせていただきましたが、ピン付いて来ているようですよ。昨日も日経平均は大幅安でありますが、JASDAQ、東証マザーズはしっかりしており、個別ではかなり光る銘柄が出てきております。

 

 無論東証マザーズは指数ではあまり語れませんが、先週、来期の業績変化率の高い銘柄を今のうちに仕込むのもよろしい、と申し上げました。今のような激動の時代の業績の回復は、東証一部より東証マザーズの方が格段に変化率は高くなりますので、ツボに嵌ったときの値幅効果は甚大であります。

 

先週の当欄の投稿を読んで一早く行動された方は、もう既にほくそ笑んでおられるかもしれませんね。

 

 

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