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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

新年度相場、物色対象は更に拡大。

  

以前、当欄でも筆者の後輩にあたるファンドマネジャー氏の言葉として、日系の金融機関は米系金融機関の10年後塵を拝していると申し上げましたが、その距離は一向に縮んでいないようです。

 

 結局今回のアルケゴスの一件でも、書面による取り交わしがあった訳でもなく、口約束的な合意を忠実に守った野村HDが割を食った結果となり、国内トップの野村でもこの有様ですから、その他の日系金融機関に至っては推して知るべしというところでしょうか。

 

 しかしながら、海千山千の米系金融機関もさることながら、野村HDも結構な高額な手数料を貰っていたようであり、大きなメリットの裏の相応のデメリットを十分把握し、臨機応変な対応が必要だったのでしょう。

 

 いずれにしても、問題の拡大を危惧し先物に逃げた資金も、徐々に現物市場に戻ってまいります。なかなか個人投資家には手の出しづらい半導体値嵩株が中核となり市場を引っ張っている姿には変わりありませんが、弊社でも注目の「エノモト」「マルマエ」等の出遅れ銘柄にも物色の手が伸びてきており、それなりの材料株相場となりつつあります。

 

 売買代金上位を見ても値嵩の「東京エレクトロン」、「レーザーテック」などが常連ですが、100株買って200万円、500万円と無理をしなくとも、4月相場は十分個人投資家が手の届く中堅株で回転が効きますぞ。

 

 新年度相場、アルケゴスの一件で分かりやすく先物に資金が移動しましたが、これから現物市場で物色対象が広がってまいります。多いに期待し取り組んでまいりましょう。

 

 

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