バブル経済を「誰もが乗ってしまう大きな経済の波」と捉えると、日銀の『異次元の金融緩和』で新たな大波を期待する局面を迎えているのではないでしょうか。
バブル経済は単純にカネ余りだけで発生するものではありません。
大量の資金が流れ込み、経済に大変革を起こす構図です。しかし、バブルが崩壊したときのマイナス影響が大きいため、悪者扱いされますが、経済サイクルでは必然的な面もあります。
例えば、1980年代の日本の不動産バブルでは、都心の建造物や大動脈の建設・再開発ブームを呼び込み、建築基準法の大改正が下地となり、大幅な耐震化が進み、世界に冠たる耐震国家になりました。
2000年前後のITバブルは崩壊しても、今や日常生活にはなくてはならないほどにITインフラが普及し、驚異的なスピードで進化したことは事実なのです。
しかし、時代を象徴する流れが起こらないとバブルは発生しないとも云えます。
今後は、米国を中心にバブルを起こすでしょう。
米国のシェール革命や東日本大震災による福島原発事故は「エネルギー革命」を起こしつつある段階にあります。
米GDPを押し上げた「シェールガス革命」、そして、日本の「メタンハイドレート革命」が、目前に迫っているのです。
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