昨年11月から本格上昇を開始した「アベノミクス相場」は、4月4日の黒田日銀総裁の“異次元緩和策”でさらに勢いづき、5月22日に日経平均は高値1万5627円をつけました。
昨年11月から半年間で8割高、異次元緩和からわずか1か月半で23%高と急ピッチで上げただけに、その後の調整は“当然の一服”と判断できます。
チャートに見るように日経平均は、小泉政権時に7607円(2003年4月)から1万7563円(2006年4月)まで2.3倍上げ、その後、1万4218円(2006年6月)まで2か月間で19%調整してから、1万8261円まで再上昇となりました。
今回は5月の高値から6月の安値まで20%の下げと、小泉政権時の調整率19%とほぼ同じ下げとなったことで、アベノミクス相場は6月の安値1万2445円を起点に第二段上げに入っていると見られます。
今回の安倍首相は、第一次安倍政権の轍を踏まないことを表明しており、参院選の大勝利もあり、ここから日本株市場の長期にわたる上昇トレンドは不変で、日経平均はどこまで上がるのか、個人投資家の方々にとっては楽しみ相場が続くことになるでしょう。
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