下期に上がるテーマ株は何か?!
最初に誰もが思いつくのは、上期に大相場となったテーマの再燃です。しかし、上期のスター株が再度上がるには上値での凝り玉の関係から少し無理があるのではないでしょうか。
5月までの半年間の上昇相場を第一ラウンドとすると、次の第二ラウンドは業績での個別株物色が鮮明となり、業績向上をベースにどんどん買われる株と、相場の上昇についていけなくなる株とに分かれていくでしょう。
この状況では、「下期に確実にイベントがあるテーマ」に絞って狙うのが1つの投資戦略です。
例えば、2020年の五輪開催地が9月7日に決まりますが、仮に東京開催となれば関連銘柄には大きな支援材料となります。何しろ、その経済効果は都内だけで1兆7千億円、全国では約3兆円と云われております。
また、参院選が終了し、重要法案が多数審議される秋の臨時国会も注目のテーマですが、中でも一番のインパクトを与えそうなのが、常々話題となるカジノ解禁です。
更にもう一点挙げるなら「水銀条約」でしょう。
10月9日から開催される外交会議で、「水銀に関する水俣条約」が採択されることがほぼ決まっており、今年10月以降、道路の街路灯や線路脇、踏切などの水銀灯がすべてLEDに切り替わります。
これらテーマ株には、業績向上の裏付けのある銘柄群として「息の長い相場」を演出することになり、その恩恵を受ける企業に注目です。
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