株式市場では、11月第3週に入ってから時価総額の大きい大型株への資金流入が目立ってきました。
堅調な米国景気を背景に投資家が運用リスクをとる動きが強まり、外国人投資家の買いの勢いが増してきました。ここ半年にわたり、足踏みが続いていた相場が、年末にかけて再び上昇基調に転じそうです。
背景には、景況感の変化に敏感に反応するヘッジファンドの一部が再び日本株に資金を振り向け始めており、中小型株や新興株に向かっていた資金も再び主力株に比重を高めております。
売買代金の上位10銘柄は時価総額が1兆円を超えるものが多く、先行きについては、円安を背景に企業業績の回復の著しい銘柄が狙い目となります。
当社の試算ですと、対ドルベースで1円円安が進むと主要企業の経常利益の増益率を0.8%程度押し上げます。輸出企業の多くは90円台後半を前提に下期の見通しを立てており、100円台乗せなら業績の上振れ余地も大きくなるのです。
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