2014年は甲午(きのえうま)。
この午年について、兜町の俗諺には「午、尻下がり」とありますが、干支学の大家がもっと相場近似な解説をしています。
本来、午には「そむく、さからう」という意味があり、地表に活路を求める新勢力に対抗する反勢力が台頭して拮抗状態となることを表すそうです。
では、今年2014年はどうなるのでしょうか?!
マーケットでは米国FRBの「出口戦略」を懸念する向きがあります。しかし、この「米テーパリング問題」は、相場の悪役にはならないでしょう。
超金融緩和の終焉はサブプライムローン・ショック、リーマン・ショックの克服を意味しており、実体経済の改善を反映したものなのです。
従って、日本にとっても決して悪いニュースではないのです。
逆に一つ確かに云えることは、テーパリングが始まると、その後の緩和停止と金利上昇を織り込んで、日米金利差の拡大が意識され、為替は円安・ドル高に振れます。これは、日本市場にとっては一層の追い風となります。
2020年五輪招致の成功など非常に幸運な政権でもあり、昨年から絵に描いたような「国策に売りなし」の展開が、今年の午年でも続くと考えて良いでしょう。
さあ、期待の午年相場のスタートです。
今週から、例年恒例の“新春お年玉銘柄”を発表します。
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