アベノミクス相場が2年目に突入していますが、景気も上向き、世の中の雰囲気も明るくなってきたように思えます。
昨年の5月2日のこのコーナーでもお話をさせていただきましたが、安倍首相の政策スタイルは、1981年にアメリカ大統領に就任したロナルド・レーガンの“レーガノミクス”をモデルにしているのでしょう。
2012年11月に始まったアベノミクス相場の第1幕は、異次元の金融緩和による円安への転換が相場上昇の原動力でした。それに対して、13年11月からのアベノミクス相場の第2幕は、強い日本の回復と経済の成長を目指すというものです。
それは「強い米国」を目標としたレーガン大統領のレーガノミクスの日本版と云えます。
当時のレーガン政権の第一の課題はインフレ克服であり、安倍政権の課題はデフレ克服で、取り組む課題が正反対なので、レーガノミクスは金融引き締めと強いドル、アベノミクスは異次元緩和と弱い円と、政策は相反しますが、強い経済と安全保障を取り戻すという目標は同じなのです。
レーガノミクスを彷彿させるアベノミクスは海外投資家にも最も分かりやすく、今年も外国人投資家の大量の買い越しを呼び込むことになりそうです。
2014年午年相場も大いに期待できそうです。
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