午年になり、経済紙の商品欄では「上昇」或いは「高値」の文字が目立つようになってきました。「鶏卵小売価格9%上昇」「エビ、ブリが数年来の高値」「輸入合板、1年ぶり上昇」「ゴマが最高値」などです。
タマゴが上がっているのに比べ、株価は割り負けの印象ですが、米国からの声は興味深いものです。
「1990年代は株の益回りが債券利回りより低かったのですが、企業業績が好調に推移していたため、相場は上昇を続け2000年のバブルに至りました」
東京も同様で、平成バブルの頃の債券利回りは7%程度でした。株式益回りは1%程度でしたが、個人投資家は債券を買わずに株式を買っていたのです。人は常識とは違う逆方向に動いていたことが分かります。
今後は、株式益回りと金利の重視が必要でしょう。
ただ、現在の東証一部全銘柄の株式益回りは、予想ベースで6.13%ですが、10年国債利回りは0.7%程度なのです。
以上のことからも、日本は株式の時代であり、東京市場の株高はまだまだ続くことが分かります。
2014年午年相場も大いに期待できそうです。
『新春お年玉銘柄』にご期待下さい。
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