正月の15日(小正月)に小豆粥を食べたり、正月飾りを焼いたりする習慣は、今も日本各地で見られます。大晦日の夜に家々を回る秋田県男鹿半島の「なまはげ」や、豪雪地方で2月中旬に雪洞を作る「かまくら」なども、元々は小正月の行事でした。
宮城県東松島市の宮戸月浜地区では、1年の豊作や無病息災を祈願する「えんずのわり」と呼ばれる小正月の行事が11日から始まりました。
東日本大震災の津波により、この地区は壊滅的な打撃を受けたことから存続が危ぶまれましたが、伝統の灯は引き継がれました。今なお、仮設住宅で生活する住民の精神的支えになっているのです。
奥ゆかしく年神様を迎える元旦とは対照的に、不思議なエネルギーを体感させられるのが、この小正月です。
東北地方、そして日本中が活気あふれる1年となることを祈ります。
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