円相場が$101〜103円台で膠着しているせいか、為替の見通しのお問い合わせが多くなっています。
当社では、円相場は今年6月にアベノミクスの重要な第3の矢「新成長戦略」が打ち出されるのを評価する形で、1ドル=110円前後に向かうのではないかと見ております。
米国景気が寒波の影響で足踏みしておりましたが、4月以降は寒波の要因も過去のものとなりつつ、次第に米景気の回復基調も鮮明となってくれば、米金利は上昇し、ドル高の流れが強まるでしょう。
足元では、ウクライナ情勢の緊迫から、逃避的に円が買われる場面がありましたが、米ロの緊迫化が長期化しても、軍事的な衝突にならなければ市場の不安心理は徐々に解消されるものです。
日本国内では4月の消費増税後、景気が一時的に下ブレする場面があっても、賃上げや雇用の改善など内需の増加につながる政策が期待できるので、相場環境は悪くはならないでしょう。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。