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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

欧州向け企業群が狙い目

 

昨年の夏前くらいまでは「PIGS(豚たち)」と、揶揄されていたポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインなどの重債務国を抱え、景気後退に悩まされていた欧州(経済)に明るい兆しが見えてきました。
 
欧州の復活基調につれて、日本からのEU(欧州連合)向けの輸出額も10か月連続で前年比プラスに転じております。
 
「欧州中央銀行」が重債務国の国債を大量に買い入れたことで国債の値崩れを防ぎ、金利の上昇を抑え込んでいることや、ESM(欧州安定メカニズム)と呼ばれるセーフティーネット(安全網)が整備されたことが大きく影響しています。
 
イタリア国債やスペイン国債の利回りも3%台前半と、約9年ぶりの低水準に低下しました。債務問題への警戒が和らいだことに加え、世界的な金融緩和のもとで海外マネーが少しでも利回りを狙おうと欧州国債に向かっていることが背景にあります。
 
特に対円でのユーロの値上がり率は大きく、「円安」により日本企業の輸出環境が一気に好転しています。「ユーロ高・円安」の中で、証券市場が再注目し始めたのが、「欧州向け売上比率の高い企業群」です。
 
元々、欧州向け輸出比率の高い企業群の直近のユーロ想定為替レートは120130円と余裕ある水準が設定されており、現在の1ユーロ=142円前後の水準なら、さらに先行き売り上げは上方修正されます。
 
欧州経済急回復で欧州向け輸出比率の高い企業に注目です。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!