年初以来の東京市場は相変わらずの展開となっております。
しかし、これはいつものことで、全く心配する必要はありません。
マーケットは新興国の通貨不安、中国リスクなどを嫌気しているようですが、新興国の株価は頑強な動きで、2月25日のこのコーナーでお話をしたように2014年になってからの上昇率第一位は通貨危機が伝えられたあの「アルゼンチン」なのですから。
神経質な相場展開であった2月相場も、黒田日銀が「2倍」を強調した貸し出し増加支援策や成長基盤強化を2月中旬に打ち出したことで、実質最終商いの25日に1万5000円台を回復し、「何もしない」と予想していた輩のド肝を抜かした感があります。
加えて、ソフトバンクのLINE買収説、日本のカジノ解禁に米大手が食指、さらに3月末の配当金は6兆8800億円と過去最高など今後、相場に好影響を与えそうな材料が目白押しの状況なのです。
もっとも現下の日経平均構成銘柄の予想EPSは1000円と過去最高水準です。世界経済の成長予測に変調がない限り、さらに来年度も2桁増益が見込まれます。
つまり投資尺度の比較、本来的投資価値を信頼すれば、日本株は下げた分以上のリターンは得られでしょう。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。