株式式市場では古来、「流れに逆らうな、ついて行くのが儲けの道!」と云います。
流れとはトレンドのことで、先人は「トレンドは継続する」と教えています。だからこそ、流れに逆らえば、チャンスを逃がすことになるし、疲れるばかりです。
“逆張り”はリスクこそ小さいものの、利食いまでに時間を要します。また、「割安株は避けよ」と云いますが、「割安株には割安になる理由がある」のです。
今のような相場局面では、徹底的に動きを追う牧羊犬の行動パターンを見習いたいです。
例えば、100メートルほど先の丘の上を主人が馬に乗って、家路を左から右へ急いでいます。丘の反対側に牧童といた牧羊犬は、主人の元へ一直線に走ってきます。
しかし、数十メートル走ったところで主人を見ると、ずっと右側にいるのに気付き、そこでまた、主人に向かって真っすぐ走ります。それを繰り返し、最後は主人の元にたどり着き、一緒に家へ帰ります。
一方、知恵のある牧童は主人の馬の速度、進む方向を考えて、先回りをしようとします。「えーと、右へ約45度の方向だから、あの小山辺りと」。しかし、日が暮れても主人は来ないのです。
どうしたのでしょうか?
主人と牧羊犬は「今日はこっちから帰ろう」と、丘の反対側から家路に向かったのです。「知者、策に溺れる」です。
牧場には道はないのです。
株式市場における物色のテーマ、銘柄も同じではないでしょうか。物色テーマの順番にルールがあるはずもなく、従って、待ち伏せ作戦は時間ばかりが掛かり、儲けは小さいのです。
今は、目の前のテーマを徹底的に追いかけるのがベストの投資なのです。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。