2012年11月の安値8661円で生まれた強気相場は、今はまだまだ懐疑の中で育っている段階にあります。同時に、現下の相場はいつにもまして難解なことも確かなようです。
このところ、業績動向などの株価材料や需給動向で株価への反応が大きく、極端に振れることも強気になれない要因のようです。
実際、このところの投資家別の売買動向を見ると、全員参加型の強気相場とは程遠く、海外投資家と共済年金などの買いの一方、個人投資家は売ると云う二極化となっています。
ともあれ、懐疑と疑心暗鬼の中で育っている相場は強いものです。
まして、アベノミクス相場が長く続くことも確かでしょう。脱デフレからインフレを目指し、安倍政権はPLO(プライス・リフティング・オペレーション=株価引き上げ策)を指向しています。
清水の舞台からなかなか飛び降りられない個人投資家は、海外投資家に日本株を根こそぎ浚われてしまわないうちに早く買い出動を、と願うばかりです。
年末に向けて益々楽しくなってきた株式市場です。
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