10月以降、東証の空売り比率は30〜35%前後と過去最高水準を保っております。
空売り比率は年々ピークが切り上がり、ヘッジファンドなど海外の投機筋の存在感が増していることが一因と見られます。
今回のように日経平均が短期急落となると空売り比率は急上昇します。これは市場の不安心理を表す反面、逆に空売りの買戻しが入るため、反転上昇が近づいているシグナルになりやすいのです。
過去の空売り比率が30%を超えた時は、その後の大幅な上昇相場となったことは、10月23日のこのコーナーで詳しくお話をしましたが、今年5月も9月までの4か月間で日経平均が2500円ほど上昇したことは記憶に新しいことです。
海外市場を見ても、NY市場では10月末時点の空売り残高は過去最高水準となっております。日米とも年末年始にかけて「踏み上げ相場」が繰り広げられる公算は十分にあると判断しております。
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