東海道新幹線・東京⇔新大阪間の最短所要時間が、先のダイヤ改正で3分間短縮され、2時間22分となりました。最高時速が270キロから285キロへと23年ぶりに引き上げられたためです。
東海道新幹線は地形上、急カーブが多くあり、安全性と乗り心地を両立させる様々な工夫がされています。
運行するJR東海は車両メーカーと協力して、カーブを回る際に車体を傾けて遠心力を打ち消す技術を開発し、また速度を上げても安全に停車できるようにブレーキも改良しました。
さらに常に最適な速度を保つ装置を搭載し、運転手は適切に加速・減速できるまで訓練を繰り返しました。わずか3分間を縮めるのに、これほどの手間や年月をかける必要があるのか、と思うほどの努力の賜物なのです。
根底には、「お客様により楽しんで、より快適に!」という前向きかつ愚直な姿勢があり、それこそ日本企業の強みなのです。JR東海では「安全性、正確性、快適性に引き続き磨きをかける」と現状に満足することなく、さらなる進化を見込みます。
当社も、より迅速で且つ正確な情報を当社会員の方々にご連絡する使命があります。新幹線改革に学ぶことは決して少なくないのです。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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