過去の歴史を振り返ると、「危機」の後には例外なく「バブル」がやってきています。日本では、バブルが崩壊する度にバブルは悪者扱いされますが、バブルはマイナス点だけではないのです。
何故なら、バブルは後遺症を残す一方、新たな技術革新につながります。ITバブルは崩壊しても、ITインフラの普及が驚異的なスピードで進んだことは事実なのです。
さて、日経平均が1万8200円台で引けた2月18日、翌日の某大手新聞朝刊には、「東京株、終値も“今世紀最高値”」の見出しが載り、某証券会社のレポートでは「4月2万円、9月2万2500円、来年2万8000円も」と。
兜町では、今回の株価急上昇を「安倍バブル相場」の到来と見て、日経平均は5万円に上昇していくという観測も流れ出しております。89年12月29日に日経平均が3万8915円まで買われたバブル相場の再現です。
89年バブル相場時には当初、日経平均2万円説が市場のコンセンサスでしたが、上げ始めると買いが買いを呼び、途中でカラ売りを仕掛けた向きが踏み上げに追い込まれて日経平均は跳ね上がったのです。
相場の世界にはオーバーシュート(行き過ぎ)が付きもの。
上げ、下げどちらの方向へも加速がつきます。「日経平均5万円説」は、リップサービスとしても相場の方向性が“超強気”へと大きく変わったことは間違いないのです。
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