「がんで死にたくなければ、舌を磨け」―こんな研究結果が岡山大学歯学部らの研究グループから発表されました。
舌の上にコケのように付着している汚れ「舌苔(ぜったい)」の面積が大きい人は面積が小さい人に比べて呼気中のアセトアルデヒド濃度が高いことが分かりました。
アセトアルデヒドは発がん性物質で、人体に長期間触れると、がんを発生させることは分かっています。
人間の口の中にいる細菌が舌苔を栄養分として体内に取り込み、排泄する際にアセトアルデヒドを発生させるのです。咽頭がんや喉頭がん、舌がんといった口の周辺のがんが危険なのですが、今後の研究によっては肺がんや胃がんなどとの因果関係も見つかるかも知れません。
逆に云えば、口の中をきれいにして舌苔を除去していれば、がんの危険性が抑えられることです。
但し、歯磨きのときに歯ブラシで舌を掃除したり、指の爪で舌苔を取ったりする行為は厳禁です。激しくすると、舌が傷つき、逆にがんができてしまう可能性があります。
先日、音楽プロデューサーのつんく♂氏が、喉頭がんで声帯を摘出して声を失った報道がありましたが、我々にとっても他人事ではありません。
口の中が乾きやすい人ほど舌苔が増えるので、うがいなので潤いを与え、食事のあとは水を飲んで舌に付いた汚れを洗い流すように心がけたいものです。
一番いいのは薬局などで売っている“舌ブラシ”を使い、一定方向に優しく舌を磨くことのようです。舌ブラシは数百円で買えます。
株式投資が楽しくできるのも、元気があってのことです。
早速、只今から舌をブラッシングして、がん予防を心がけたいですね。
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