このコーナーでも度々、お話をさせていただいておりますが、いま株式市場で大いに注目を集めている指標が「ROE(自己資本利益率)」です。
株主から預かった資本を使って、「どれだけ利益を稼いだか」を示した指標で、これをテーマにした株式投信が販売打ち切りとなったほどの人気です。
それは、6月1日から金融庁の肝いりでコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が導入されるからです。上場企業はこれまでのような株主を軽視した経営を見直し、企業価値の向上に努めるよう、上場規則で縛られることになります。
その目安となるのがROEです。
欧米ではROEは殆ど10%以上であるのに、日本企業は数%に過ぎず、今後は日本もROEを重要視せざるを得なくなったのです。
手っ取り早くROEを引き上げる手段の一つが、子会社やグループ会社の完全子会社化です。親子上場は欧米では禁止されているだけに、日本でもそれを解消する動きがそろそろ出てくる筈です。
親子上場関連で目立った完全子会社化案件の見られない今こそが、「5月」を視野に関連銘柄に網を張る好機なのです。
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!
“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。