「リキジョ」「スージョ」なる言葉が生まれています。
相撲好きの女性ファンのことですが、今年は4場所連続で15日間連続の大入りを記録するなど、その背景には相撲人気の復活があります。
バロメーターの一つが懸賞の本数です。
懸賞は1本当たり6万2000円ですが、うち5300円は相撲協会の経費として、2万6700円は力士の預り金としてそれぞれ天引きされ、勝った力士がその場で受け取る金額は1本3万円です。
2015年5月の両国国技館場所では1776本と、1年前に比べ611本(52%)も増えて過去最高となっています。バブル期や若貴ブームの時でさえ、800本程度なので、人気の凄さが分かります。
白鵬関が35度目の優勝を飾った名古屋場所は1509本で、若貴ブーム時の約3倍に達し、地方場所としては過去最高となります。
テレビ中継でよく目にする「永谷園」は、懸賞の常連ですが、3年前には1場所当たり150本前後であったものが、現在は200本前後と確実に増えています。
同社の広報によれば「景気が良くなれば、プロスポーツの観戦者は増えるため、旗はそれだけ人の目に触れるわけですから、増やす意味はあります」と。
懸賞が過去最高になっているのは、常連の永谷園のような企業のほか、新規参入する企業も相次いでいるからです。そして、各社が異口同音に指摘するのが「景気回復が進む」という判断です。
実感が湧くのはこれからです。
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