今月の17日に南米チリでM8.3の巨大地震が発生しました。日本にとっては他人事ではありません。
チリでM8以上の巨大地震が発生すると、必ずと云っていいほど日本付近で大地震が発生することが過去の研究から判明しているのです。
1万キロ以上離れた場所でキャッチボールのように巨大地震が起きるメカニズムは、まだ完璧には解明されていませんが、現時点では太平洋の東西に分かれて接しているプレートが互いに影響を及ぼしているのではないか、という説が有力です。
実際、日本の東日本大震災の前年はチリでM8.8の巨大地震が発生しており、その前年の2009年は、太平洋西側のニューギニア近辺でM8の大地震が発生しました。
相関関係が疑われるケースは他にもあり、01年にチリ沖でM8.2の大地震が発生すると、その2年後と6年後に北海道沖でM8以上の地震が発生しています。
概ねチリの地震から4年前後で巨大地震が日本付近を襲っています。
災難は忘れたころにやって来ると云います。「想定外」のことが忘れたころにやって来るのが、自然災害です。東日本大震災を教訓に日頃から災害の備えだけはしておきたいものです。
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