ラグビー世界一を決めるワールドカップが9月18日、イングランドで開幕します。日本代表を率いるエディー・ジョーンズ氏は「Japan Way」をキーワードに体格で勝る強豪国に挑み、8強入りを目指します。
不利な条件を克服する工夫を常に求められる宿命は、資源に乏しい日本のエネルギー政策も同じです。
会社内では「夏の冷房は28度に設定」と、よく言われます。
しかし、この省エネは必ずしも正解ではありません。室内の冷房をすべて28度で運転するより、一部を25度で作動させ、それ以外を送風に使う方が大幅な省エネで同じ室温になると云います。
温かい空気は高い所に集まるため、天井が高い建物では利用者が暑く感じていなくても冷房を使い続けていることが珍しくないのです。
世界経済の成長で消費量が増えるエネルギー資源は将来的にも値上がりが予想されます。高い経済成長を続ける新興国は今後の資源高を心配しており、省エネに強い関心を持っています。
さて、ラグビー・ワールドカップでの名将ジョーンズ氏の戦術は「1人が止められても味方が素早くサポートし、連続攻撃で相手を崩す」ことです。
このジョーンズ氏の戦術は、日本で続く省エネの地道な歩みと重なります。エネルギーで、スポーツで、困難な課題に挑む「日本流」がどんな未来を切り開くのか、日本人として楽しみです。
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