三重県の伊勢志摩では、アワビやサザエを素潜りで捕る「海女」さんの約3割が男性だそうです。2000年以上前から女性の仕事というイメージがあっただけに意外に感じます。
正確には男性は「海士(あま)」と書きます。古来、潜水作業には皮下脂肪が多い女性が適しているとされましたが、近年のウェットスーツ普及で男性が増え、後継者不足も加わり、海士の割合が高まったようです。
安倍内閣が掲げる『1億総活躍』では、「多様な働き方」がキーワードになります。海女の世界でも男性が3割もいるなら、家事や育児にかかわる男性(主夫)ももっと増えてもいい筈です。
しかし現状では、男性が家事・育児に費やす時間は1日平均約1時間だそうです。まだまだ、男女の役割分担の意識は根強いのでしょう。
お上からは、仕事も家事もやれと云われ、男女ともに厳しい時代です。これからは仕事も家事も減量して分担するしかありません。
「1億総活躍社会」の実現に向けた具体策を議論する「国民会議」の民間議員にタレントの菊池桃子さんが選出されました。これに対して自身のブログで「偏らず、多様な意見が存在することを意識して意見交換をしていきたい」と抱負を語っています。主夫も活躍できるような斬新な意見が出てくることを願いたいですね。
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