何をやっても、他人より上手く物事を熟す人間はいます。会社の中にも器用で重宝がられる社員はいます。
上役にも可愛がられ、周囲からは羨ましがられ、出世は間違いなしとの見方が大勢を占めています。
しかし、昇進はある程度のところで足踏みとなり、結果は期待外れで、大成した例はあまり聞かれません。これが“器用貧乏”と云うものです。
株式投資もまったく同様です。目先ばかりの売買で小幅な利益を上げても大きな成果は期待できません。
しかも上げ下げ両方を器用に立ち回って手中に収めようとすれば、いかに名人と云えども百発百中という訳にはいきません。いつか必ず裏目となり、それまでの利益をすっかり吐き出すことにもなります。
「カミソリと鉈(なた)」の例えではありませんが、相場と一生関わり大成しようと思うなら、目先を追って小回りを利かすよりも、肝を据えてどっしり相場に向かうことが一番です。(弊社では1か月を目安とする“スイング投資”を推奨しています)
株式相場と云うものは、そう簡単に分かるものではありませんし、分かったような気になったり、分かったふりをするのは最も危険です。
相場の器用貧乏を戒める格言には「名人になるより素人らしく」「目先観で相場を張るな」等があります。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。