昨今、終活(しゅうかつ)が話題になっています。就活ではなく、終活です。
今や世界一の長寿国である日本で、少子高齢化の波は常態化しており、また経済的にも苦労が絶えない現代で、自分の臨終に不安を感じる人が多くなったことは事実です。
また、自分の伴侶や忙しい我が子、まだ幼い孫らに負担を掛けたくないと思う人が増えたこともあり、合成された言葉でした。
しかし、そんな不安から生まれた思考が今では、自分の臨終まで自分の生き方を探る楽しみや残された家族などに負担を掛けずに済む安堵感の方が大きくなり、「終活」という言葉は、「残された家族への細やかな心使い」という意味合いに変わりました。
終活は、残される大切な方へ伝えたいことを明確にしていくことや、自分が他界した際の葬儀の手配や相続の問題などに対して、前もって手を打っておくことにもなります。そうすることで、残されたご家族や大切な方の経済的、心理的な負担を軽くすることができます。
「終活」とは、残される人たちに向けてのものでもありますが、「何より、自分は納得のいく人生を送った」という実感を持って、“残りの人生をどのように生きていきたいか”という望みを形にすることで、今をより良く生きる活動です。
終活をすることで、モヤモヤした不安や、悩みなど、自分の中にあるものを洗いざらし出して、整理していく過程で気持ちがスッキリするそうです。体験者は「スッキリした」「気持ちが前向きになってきた」と明かします。
終活関連は、株式市場でも注目のテーマです。
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