2012年12月からアベノミクス相場がスタートしましたが、その間、日経平均株価は予想PER(株価収益率)13倍を下限、17倍を上限とするボックス内で概ね推移してきました。
2017年度の第1四半期決算が発表されましたが、予想通り多くの企業は好調で、足元の日経平均の今期予想ベースのEPSは過去最高水準となっています。
EPSをベースとする日経平均の上下幅も、下限が1万8400円程度、上限が2万4000円程度と、以前よりも水準が大きく切り上がっています。
弊社では先行きの見通しに対して強気ですが、この見通しはテクニカルだけではなく、ファンダメンタルズ(経済の基礎的な指標)でも後押しされています。
日本株は、米トランプ政権の混乱や北朝鮮情勢などの影響で“イマイチ”の状況が続いていますが、弱気になる必要はまったくなく、逆に押し目を狙うチャンスが近づいていると考えられます。
去る8月29日には日経平均予想PERは13.59倍へ低下しましたが、この水準は昨年11月9日の13.76倍を下回り、一層の割安感を強めています。
昨年の6月24日には英国のEU離脱の影響から、日経平均は安値1万4864円を付けましたが、この場面でのPERは12.62倍であり、この時が最高の買い場であったことは明らかです。
今回も後から振り返れば、「あの時の押し目が買い場だった」となることは間違いでしょう。
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