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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

ダメな会社の見分け方

 

企業の“素顔”をこの目で見ることはできませんが、視覚化された実例をじっくり確認していけば、その企業の実情を見極めるヒントを得ることができます。

 

今日は、投資する価値のないダメな会社の見分け方を少しだけお話したいと存じます。まず、(1)社長自ら自伝本を書いていたら、その会社は伸びないと考えます。自伝を出すということは、その社長がすでに自分の実績や会社に満足をしていることを示唆しており、今後、企業を索引していくだけのモチベーションが維持できなくなっている恐れがあります。

 

但し、企業経営者の本をすべて否定しているわけではありません。社長本人が書いたものであっても自社のメッセージ、経営理念を広めるためのような未来志向の本なら問題はありません。

 

同じ視点から、(2)現役の社長の銅像が置いてあるような会社も、社長が自らの実績に満足していて、成長意欲が低い可能性があるので、投資したくない会社です。

 

3)自社サイトに社長の写真が載っていない会社も要注意です。上場企業でもウェブサイトに社長の顔写真を載せることは義務ではないので、載せる載せないかは企業の自由です。しかし、上場している大企業の場合、社長の顔写真は大体ウェブサイトに載っています。

 

しかし、東証2部企業や新興企業などでは社長の写真が載っていないケースがまだまだあります。そこがチュックポイントです。

 

俗にブラック企業と呼ばれる会社の多くは、社長の写真がウェブサイトに載っていませんし、過去に社長が不祥事を起こしたり逮捕されたりした会社も、不祥事前から社長の顔写真を載せていなかったケースが多いのです。

 

弊社でも社長と会談し、ウェブサイトに写真がない場合「なぜ写真を載せないのですか?」と質問すると、返答に困る社長が少なくありません。答えにくい理由があるからなのでしょう。

 

社長の写真は、インターネットで検索することをお勧めします。中には画像検索をしても1枚も写真が出てこない人がいます。SNS全盛の時代、1枚の写真すら出てこないのは、あらゆる場面で「載せるな」と指示し、アップされれば削除の依頼をしているのでしょう。かなり後ろめたいことがあると想像でき、このような企業に投資するのは危険です。

 

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!