相場が下がり続けると不安になる方がいます。ちょっと下がっただけで相場に振り回され心を乱すのも考えものです。恐怖心などに左右される“感情売買”では、絶対に相場では勝てません。
投資で大損失を出す人の多くが、相場の乱高下でパニックになることが原因だとも云われています。
リーマンショックや東日本大震災などのすざましい相場下落でさえも、株価は数年で下落前の水準に戻っています。米国株に至っては最高値を更新しています。
過去を振り返って見ても、永遠に相場全体が下がり続けた例はありません。大幅に下げた時こそ、冷静に状況を確認していただければと思います。
そもそも、相場が下がったり上がったりするのは、過去から現在まで当たり前のように繰り返されてきたことなのです。相場とは、予想外の動きをするもので、極論を云えば、石が水に浮かんで木の葉が沈むようなことさえ起こりうるのが相場の世界なのです。
だからこそ、あらかじめ不測の事態を想定しておき、それが現実になった時にどう備えるか考えておくことが重要です。それがマーケットに対応する際の必要不可欠な準備です。
相場が下がった時には周囲に流されるのではなく、下がっている原因をしっかりと見極めて下さい。この原因をしっかりと掴めれば、売買のタイミングが自然と見えてきます。
また株式を購入する際には、最初に儲けを考えるのではなく、損失を考えるくらいの心構えも必要です。そして、一定の損失は必要経費と判断し、極端にネガティブにならないことも大切です。
相場に振り回されて「狼狽の底値売り」というようなことがは絶対にないよう、しっかり対応して下さい。
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