人工知能の研究が加速する中、ITの世界で「シンギュラリティー」という言葉が流行しています。
直訳すれば「技術的特異点」となりますが、分かりやすく説明すると、人工知能(AI)が発展し、人間の知性を超えることによって人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指します。
シンギュラリティーという概念は、人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱された「未来予測の概念」でもあります。
コンピューター技術が今のスピードペースで発達し続けると、ある地点で地球全人類の知能を超える究極の「AI」が誕生し、その「AI」がその後さらに自分より優秀な「AI」を作り上げ、さたにその「AI」がもっと優秀な「AI」を作る…。
「AI」が連鎖ねずみ算的に「AI」を作り続けて天文学的なスピードでテクノロジーを自己変化させ、人間の頭脳レベルでもはや予測不可能な未来が訪れることになります。
つまり人類最後の発明は最初の「AI」を開発することであり、ここが技術的特異点(シンギュラリティー)と呼ばれるポイントで、それが2045年ごろにもやって来るであろうという推測です。
今後10年の変化は穏やかでしょうが、その先の10年は爆発的な進展となるでしょう。インターネット時代を呼び込んだ起爆剤はスマホの浸透でしたが、シンギュラリティーの起爆剤の一つは「自動運転」になるでしょう。
そして、「自動運転」は自動車に限らず、我々の生活や街そのものの枠組みを大きく変えて行くことになるのです。
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