米トランプ政権の貿易摩擦問題、南欧諸国の政治問題、アルゼンチン、トルコなど新興国の財政不安、中東情勢の緊迫化など、○○危機が好きなマスコミがこれでもかこれでもかと不安を煽っているように感じます。
ですから、4〜5月の世界の株式市場は混迷したのであって、あくまでも“過去の話”と前向きに判断してもらいものです。
米国景気は好調であり、ハイテク株の多い米ナスダック指数、中小型株の指数であるラッセル2000は最高値を更新中です。一方、大型株が中心のNYダウは1月につけた最高値の4%ほど下にあります。
では、日本株はどうなのでしょうか。日経平均は1月につけた高値を抜けない状況が続いています。89年の史上最高値からは38%も下にあります。
しかし、これには“裏”があります。ご存知の方もいると思われますが、日経平均は2000年4月に日経平均採用銘柄を大規模に入れ替えたことで、過去との連動性が途切れているのです。
過去と比較するなら、日経500種がベストです。その日経500種は89年の最高値に対して、今年1月26日にはあと2.3%まで迫っています。これは、日本経済がデフレからすでに脱却し始めていることを示しています。
言い換えれば、これは「株式新時代の本格到来」となり、これまで業績が順調なのにデフレゆえ、株価が圧迫されていた“低レシオ株”が大きく居所を変えるでしょう。
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