騰落レシオが40.12を記録後、相変わらず異常値である40台をうろついておりますが、当欄でも指摘しましたが、SQ通過後ファンド系資金の物色対象に変化の芽が出てきているのは確かなようです。
運用業界のスペシャリストをいろいろ取材してみると、だいたい緊急避難的な現金化は一段落し、先物中心の空中戦から退避し現物市場で値幅を狙う実弾として動き始めているようです。
国内有数のファンドマネージャーであるレオスキャピタルの藤野氏もこの下げ相場で現金比率を30%に高めたのち、再び10%はすでに買い直したと申しておりました。
また、上記のバフェットの言葉は2008年のリーマンショックの時に株主に宛てた言葉ですが、その後も数々の危機を乗り越えてきた株式市場考えれば、少なくとも運用の世界のプロはここから売って行くことは考えていないようです。
世界にはお金を遊ばせておくことを許さない資金が、運用界トップのブラックロックの700兆円を筆頭に数千兆円あること外さないでください。現金保有では新たな資金は生みません。
先週末の東京市場でも日経平均は連日安値を更新しましたが、TOPIX、ASDAQマザーズは下値を切らず踏ん張りました。どうもこの辺りに次のヒントがあるように思います。
悲劇的な東日本大震災の後の自粛ムードのなか、日経平均はもたもたと一年ぐらい上値を抜けませんでしたが、加藤氏再登場(般若の会)で個人投資家は結構儲けたことも記憶に新しいのでは?
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