一昨日、中国の習近平国家主席が今回の震源地の武漢を訪れる姿がTVニュースで報道されておりました。「えー、あの武漢?勇気あるねー」と、驚かれた方も多かったと思いますが、内部外部に向けたパフォーマンスはあるにしても、現実にはここまで改善しているんだ、というのが正直な感想でありました。
実際に中国はだいたい8万人の感染者が既に6万人回復し退院しているということで、現在の日々感染する人は30人前後、日々回復する人は2000人らしいです。突貫工事で1万人収容の病院も既に退院を終えて、もぬけの空の映像が映されておりました。
一党独裁の国ですから、かなりの強権で強引に封じ込めたのだと思いますが、結果としては素晴らしいことです。これであれば今後1?2週間でコロナ終息宣言が出てきてもおかしくありません。
民主主義の西側諸国はというと、なかなかそう強権とはいかなくとも、若干スピードは劣るともこれをモデルとして進行し始めております。
地道に感染者を追跡調査し、一つ一つ潰して行き、囲い込み封じ込めに取り組んでいることからも、日本においては、来週いっぱいぐらいで感染スピードに変化が出てくるのではないかと存じます。
日米欧各国でこの数字に変化が出てくれば、株式市場は劇的に変化してくると思われます。何せ日本の1兆6000億の対策費もそうですが、米国の所得減税はかなりの規模です。さらに、今後17、18日のFOMCで金融面でも援護射撃が予想され、数字の変化と一緒になりそうなそのあたりの時期がまずはターニングポイントかと存じます。
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