米国市場の新高値に刺激され、昨日東京市場も30年と6ヶ月ぶりに3万円に乗せてきました。大台を前に多少揉むかと思いきや、基調は予想以上に強く一気に達成してまいりました。
小難しいことを理論立てて尺度を計るアナリストたちは、正直なところ自らの尺度の乗らないのではないでしょうか。まあ、彼らは言葉のプロでもありますゆえ、自分の予想が当たらなかった時の逃げ場はちゃんと用意しておりますが。
そのくらいこの相場は賢い経済評論家、エコノミストの方々が乗れておりません。過去の経験則、今までの分析尺度などが当てはまらず、とにかく流れに乗れた投資家が利益を手にしています。
先週末、TVの番組で、昨年株式投資を始めた人が、今年になり株の利益で高級外車を買った、等という番組を見ました。賢い人は「こういう輩が出てくると、相場も天井なんだよ」と経験則から物を言いますが、今度ばかりはそうでもないかと思われます。
昨日も3万円を乗せたことで、弊社のお客様以外の投資家の方々からの問い合わせは普段よりも多くいただきました。そのほとんどの方がこの相場に上手く乗れておりません。従って、「3万円で目標達成だよね。大きな調整が入るよね。」との論調です。
バブルかもしれません。元FRB議長のグリーンスパン氏は、「バブルは崩壊してみて初めてバブルとわかる」と、明言を残しました。ただ、バブルかどうかも誰もわかりません。私見はバブルでもまだ続く、であります。
ここは、数々の経済指標、金融政策、財政政策、金利、原油、細かい数値を常にチェックし、更にファンド系資金の動静をつぶさに観察して乗っていくしかありません。それが儲ける道であります。
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