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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

仮想通貨の大きなうねり。

 

 米国市場は政府の追加経済対策から、年後半には本格的に景気が回復するとの期待から、過熱感を警戒されつつも底堅い展開が続きております。それを受け東京市場も物色対象に偏りはあるものの、こちらも下値の堅い展開が続いております。

 

 そんな状況下、仮想通貨の上昇が大きな話題となっております。先週もテスラのCEOイーロンマスク氏がビットコインは現金よりましだ、と発言し、15憶ドルを購入、その後の大きな上昇には、ビットコインとイーサリアムはちょっと高いように思えると、笑いを交えて発言したりと大衆も耳目を集めております。

 

 このビットコインを世界の名だたる運用機関が認め始めております。米銀大手で最古の金融機関であるバンク・オブ・ニューヨーク・メロンが仮想通貨の資産管理業務サービスを始めると発表、更にマスターカードは年内に仮想通貨での直接決済に対応すると発表しております。

 

1年で10倍、2年で20倍のパフォーマンスに業を煮やしての展開かと思われますが、傍ら金融当局は警戒しており「投機的熱狂で、マネーとしての将来性はない」(カナダ中銀)、「おかしなビジネスや非難すべきマネーロンダリングを助長している」(ECB中銀、ラガルド総裁)など、批判し規制強化を訴えております。

 

 ビットコインは肯定派、反対派分かれるところですが、更に今回世界最大の運用会社の米国ブラックロックの債券運用グローバル最高責任者リック・リーダー氏がビットコインを購入したことを公表し、金融界に激震が走りました。

 

 リーダー氏は、「人々は価値の保管場所を求めており、インフレ率が上昇し負債が膨らんでも、価値の上昇を求める。だからビットコインを買った」と述べております。

 

 その他にも複数の金融機関が仮想通貨に参入しており、莫大で行き場のない資金は仮想通貨の新たなステージを演出しそうであります。

 

 

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