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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

 アノマリー「ハロウィンで株を買え」!?

  

 米国市場は三指数とも堅調であり、25日線を割り込んで先行きを危惧された9月半ばから丁度1ヶ月の調整を終え新高値更新となっておりますが、東京市場は10月の急落から戻ったと思いきや、突然の特別な材料もなく暴落なるなど、極めて不安定な動いでありました。

 

ただ、先週1週間を見ると11月渡しとなった木曜日が5兆円、金曜日が3.5兆円の売買代金をこなし、相当売り買い交錯していたようです。総選挙投開票を控えている東京市場は買いを手控える材料には事欠かないことから、積極的に上値を買う資金はいなくとも、押し目買いに動く資金はそれなりに存在していることをこの急増した売買代金は物語っていると思われる。

 

 株式市場のアニマリーで5月に株を売れ(セルインメイ)はよく耳にしますが、売って何時買うかが、ハロウィンに株を買え、あるいは感謝祭(サンクスギビング)11月第4木曜日に株を買え、であります。

 

 東京市場でも、昨年は正に1031日のハロウィンに株を買って5月に売れば大正解であり、東洋経済に調べでもアベノミクス以降2018年のパウエル発言のショック安を除けばハロウィン買いで、年末年始高が取れるケースが多く、古くはブラックマンデー、リーマンショック時も東京市場はハロウィン前後で底を付け、その後切り返すパターンが多かったようです。

 

 さて選挙結果ですが、自民党には厳しい戦いとの事前予想でありましたが、蓋を開ければ単独に議席数は減らすものの単独過半数を維持、公明党との連立で絶対過半数も維持する健闘ぶりを示しました。

 

 若い人の投票が増えて、投票率も上がるであろうと思われておりましたが、政権は安定するものの海外に比べて劣っている民度がもう少し上がるかとの期待は届かなかったという印象です。

 

 それよりも立憲共産党などと揶揄された立憲民主党の不甲斐なさが目立ちましたね。いくら閣外協力と言っても共産党との連携は無理があったようです。

 さて、東京市場は好感するでしょう。今週は主な海外要因も目白押しですが、政権安定から次の政策内容を見てくる時間帯となります。 

 

 

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