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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

市場テーマに浮上「メタバース」。

  

 米国の成長企業GAFAの一角、フェイスブックがメタ・プラットフォームズに社名変更しました。従来のSNS事業に加えて「メタバース」の構築に事業が広がっているため、事業のすべてを表す社名にしたとマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は述べております。

 

 メタバースとは「超越」を意味する「メタ」と、ユニバース(世界)のバースを結び付けた造語であり、デジタルで構築された仮想空間の中で、人々と交流したり、サービスやコンテンツを利用したりする世界を指します。

 

 ゲームでは任天堂の「あつまれ、どうぶつの森」が2Dのメタバースで、高速通信規格5Gの普及で通信スピードの加速化が見込まれる中で、仮想現実(VR)など3次元(3D)の技術と融合して一段と進化すると期待されております。

 

 カナダの調査会社エマージェン・リサーチによると、メタバースの市場規模2020年に476憶ドル(54000億円)となり、27年まで年率平均成長率は43%に達すると試算されております。

 

 メタ・プラットフォームズはメタバース関連部門に2021年で100憶ドル(約11400億円)投資し、その後も数年間投資額を増やし、クリエーター育成にも15000万ドル(約170億円)投資する意向で、相当な意気込みで臨んでおります。

 

 メタ・プラットフォームズのユーザー19億人の10%から20%がメタバースの初期ユーザーと考えており、ここにゲームや音楽、ビジネスツールなどで課金収入が得られるわけで、相当な収益源となります。

 

 既にマイクロソフトは参入をしておりますが、グーグル、アップルなどの巨大IT企業が今後どう動くか、日本で先駆した任天堂からソニー、あるいはカプコン、バンダイナムコなど、この辺りから相当な技術革新が生まれそうです。

 

 

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