震災後、3日間はすざましい下げを演じた株式市場ですが、その後は妙な落ち着きを見せております。新しい上昇相場の始まりなのでしょうか。
あの悪夢から4週間が経過しようとしておりますが、東京株式市場の注目すべきは3月15日に記録した指標です。
東証1部の売買高57億株は過去最高、日経平均先物6月限の単純平均は200.51円まで低下しました。08年のリーマン・ショック時の203.05円を下回ったのです。こういう客観的な数字は下値限界の「先例」への試金石となります。
海外の著名人(物)の評価も日本株について強気のようです。米著名投資家バフェット氏は「一時的な衝撃であり、未来の経済展望は揺るがない」。米投資雑誌バロンズは「日本株は買い」。フィナンシャル・タイムズは「日本の奇跡は終わっていない」。
原発問題の終息に目安さえ付けば、日本株にさらなる資金流入が強まり、意外に早く復興相場が始まりそうです。
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