「のじぎく」と「ゆきつばき」。阪神大震災、新潟中越地震の両震災後、住民の避難生活が長期化する中で兵庫、新潟県警は女性警官中心の部隊を編成し、花の名前をつけました。その任務は避難所を回り「とにかく被災者の声を聞く」ことでした。
東日本大震災でも、被災地の県警に加えて、警視庁の「きずな隊」など各地から駆けつけた女性警官たちが避難所巡りを始めており、足の不自由なおばあさんと一緒に散歩をするなど、有意義な活動を続けているようです。
2000年の三宅島の火山噴火で4年半の全島避難を経験した東京都三宅村の平野祐康村長は「誇れることがあったとすれば、一人の自殺者も出さなかったことだ」と振り返ります。
過酷な状況が過ぎて、むしろ心にすきま風が吹くようになると、仮設住宅に移ってからその寂しさのあまり、被災者の孤独死が問題となります。人と人のつながりが益々大切になります。
大震災後、状況は一変してしまいましたが、被災地にもまた春は巡って来ました。のじぎくは海岸の砂地にも咲き、ゆきつばきは厳しい冬を雪の下で耐え、花を開きます。
一日も早い復興を祈りつつ、日本国民は余震や原発事故に苦しむ被災者のためにも、自分自身が今できることを普段通りに行い、経済を停滞させないように努めたいですね。
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